今から1200余年前、奈良の平城京から都が移された場所である京都府長岡京市には、歴史的史跡がたくさん残されています。
その一つである勝龍寺城は、明智光秀が最後の夜を過ごし、その娘・玉(ガラシャ)が藤孝の嫡男・忠興との幸せな新婚生活を送った場所として知られています。
現在は、ゆったりとした時間が流れるやさしい公園となっており、春には園内いっぱいにソメイヨシノが咲きます。
こじんまりした公園ながら、園内には光秀も使ったであろう井戸や、神足(こうたり)神社など見どころが多くあります。
長岡天満宮境内の東に位置する八条ケ池は、外周約1kmもある大きな灌漑用のため池であり、周囲には四季折々の花々が咲きます。
思わず目を引かれるほど大きく真っ白な石の鳥居から続く、池の中堤は境内に向かう参道となっており、両側にはツツジが植えられています。
池の周りの遊歩道には、ゆっくりと散歩を楽しむ人の姿も見られました。
撮影場所
京都府長岡京市勝竜寺13−1
勝竜寺城公園