桜ドローンプロジェクトは、これまで5年間にわたり、桜の美しさを様々な形で映像として届けてきました。
1年目には、日本全国の桜をドローンで撮影し、その多様な魅力をアーカイブとして残しました。
2年目には、コロナ禍でお花見ができない人々へ向けて、和歌山県の紀三井寺から桜のライブ配信を行い、多くの人に希望と癒しを届けました。
3年目には、桜の映像を全世界に向けてオンライン配信し、国や言葉を越えて多くの人々と日本の春の美しさを共有しました。
4年目と5年目には、美しい瀬戸内の海や雄大な富士山と桜を組み合わせ、自然と文化が織りなす日本独自の風景を切り取った特別な映像を創り上げました。
4年目と5年目の歩みを引き継ぎ、6年目の舞台に選んだのは、1200年以上の歴史を重ね、日本の伝統と文化を象徴する京都です。
京都には、時代の移ろいの中で形作られてきた風景と、春のわずかな期間に咲き誇り散りゆく桜が見せる瞬間の美しさが共存しています。
私たちは、京都の歴史と桜が織りなす物語を映像に刻み、それを未来へ、そして世界へと届けたい。そのために、この特別な地で桜を記録することの重みを深く受け止めています。長い歴史と文化が息づく京都の桜を撮影することは、私たちにとってこれまで以上に意義深く、責任ある挑戦です。
これまで培ってきた経験と情熱を胸に、一瞬一瞬を大切にしながら、京都という舞台で新たな一歩を踏み出します。