私が使っているドローンの機体種類とその使い分け

撮影・映像制作

私が使っているドローンの機体種類とその使い分け

2020/10/18

去年から「Cinematic FPV」という呼び方で世界的にもレース用ドローンを活用した撮影手法が一般的になってきました。とりわけメジャーなのが100g〜200gのマイクロドローンとGoPro HEROシリーズを利用して行うFPV映像がPVやMVにも使われるようになってきました。

以前メルマガで紹介したJohney FPVの映像で多用されているのは5インチクラスの500g〜600gほどの自作ドローンが使われており、よりダイナミックでスピード感のある映像表現が用いられています。彼らが使っているドローンはオリジナルですが自作することも可能です。メルマガの連載コーナーでもつくり方講座を書いていますが、今回はどのようなドローンのタイプがあってどのように使い分けているかなど私の所有しているドローンで解説していきたいと思います。

◇超小型70g(4K30fps800万画素)

Runcam Hybridというソニーのセンサーを搭載した小型のマイクロドローンです。完成キットは国内でも購入することが可能です。( https://bit.ly/37fleSC )ドローン込で73.4gなので当然航空法の規制対象外ですし小さく小回りが聞くので室内の簡易的な撮影には向いています。ただし画素数が小さいので画質を求めると限界があります。

◇超小型高画質100g(4K60fps1200万画素)

beta85X+GoPro HERO6 naked

GoPro HERO6は100gを超えるアクションカムですが耐久性が良いのが特徴でそのためカメラセンサー周辺がしっかりとプロテクトされています。それらをひん剥いて30gほどに軽量化した上で8cm〜9cm四方のドローンに搭載して行う「Naked GoPro Cinematic」が世界的にも流行っています。作り込み方で差はありますが重量は100g前後で屋内で飛行するには十分なパワーを持って高画質に記録することが可能です。後述の動画でもこちらのドローンが使われています。コスト的には5万円あれば作れます。

◇小型高画質199g(4K60fps1200万画素)

カメラはGoPro HERO6で同等ですが機体重量をあげてパワーのあるモーターなどを用いて撮影が可能です。ドローンは小さければ小さいほどパワーが非力になるため風や外部環境に弱いため少しでも大きくすることでより安定させることが可能です。動いているときはそうでもないですが、止まっていたりある程度ゆっくり飛行したいときには軽量ドローンはふらつきが多すぎて扱いずらくなってきます。

◇小型高画質450g(4K60fps1200〜2100万画素)

ここからは機体重量が200gを超えるので国内だと航空法の規制対象内となり許可などを撮るのがやや面倒になりますし、サイズが大きくなるため人物や物件への配慮が必要になってきます。しかしダクト型のガードをプロペラ周りに装着するために安全面に配慮して撮影することが可能です。このくらいまで重量に余裕が出てくると、防水や防塵対策がとれるので水の上での撮影を行うこともできます。ただしダクト型ガードを装着すると風を受ける面積が増えるためパワーがでるものの風の影響を受けやすいというデメリットが出てきます。

◇小型高速高画質600g(4K60fps1200〜2100万画素)

ドローンレースでもっとも使われるタイプの5インチ機をベースにしたセットアップです。アクションカムは軽量化せずとももちろん搭載可能です。時速100kmを出すことができる推力をもつため、風速7mくらいは余裕で飛行することができます。大きければ大きいほどパワーがでると上述しましたが、基本的にはガードなしでプロペラむき出しのため人物の拙者には注意が必要です。エクストリーム系スポーツの場合はそのまま使うこともあります。(相手が多少ぶつかってもいいよ!と来る場合があり笑)

◇中型高燃費(1kg)(4K60fps1200〜2100万画素)

これまでのドローンは飛行時間がおよそ3分〜5分とかなり短時間です。機体に対するバッテリーサイズを制限されるためある程度いたしかたないのですが、燃費を良くするためにもうすこし機体サイズを大きくしモータートルクを増やしてプロペラサイズも大きくする。そのうえでバッテリーサイズを大きくすることで飛行時間は15分前後まで上げることが可能です。ただし大きくなるため飛行する場所をかなり選びます。風景をきれいにクルージング撮影するなどにはとても良いです。またアンテナの配置がしやすいためロングレンジで飛行するのには最適です。

撮影×自作ドローンだけでもこのようにバリエーションがあります。
ドローンレーサーが強いのはこういったドローンの概要を見ればだいたい作ることはすぐにできてしまうところですね。
自作ドローンはパーツ集めから組み立て、飛行テストチューニングなど必要な作業は多いのが特徴です。
ドローンを飛ばせるだけではなく、作ることができるのは大きなアドバンテージです。

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