『マイクロドローン映像公開後、お客さんの数がむしろ増えた』株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ様 事例インタビュー(前編)

お客様インタビュー ニュースリリース

『マイクロドローン映像公開後、お客さんの数がむしろ増えた』株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ様 事例インタビュー(前編)

2023/01/31

2022年7月から12月まで六本木ミュージアムにて開催していた展示会で『集客の起爆剤となる告知映像を制作したい』とのご依頼から、自作の小型マイクロドローンを使った企画・撮影・編集を弊社で行いました。今回のマイクロドローン撮影事例インタビューでは、公開されたマイクロドローン映像の視聴者の反応や効果、関係者の感想だけでなく、マイクロドローン撮影のご発注に至った経緯を前編でご紹介します。後編では、マイクロドローン撮影の価格感や導入におけるメリット、今後の課題点についても議論させていただきました。

<事例インタビューのお相手>
株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ
IPコミュニケーション本部 企画開発部
吉岡 様

『過去二番目の反響』マイクロドローン映像の感想や効果とは


ーー今回、六本木ミュージアムのマイクロドローンワンカット映像を公開して、実際に御社内や映像を見た視聴者の方々からの反応はいかがでしたか。

吉岡さん:私たちの感想としては、今までにないすごい良い映像ができたと思っています。展覧会などの空間を使った体験を告知する際に、『お客さんが来て、どういう気持ちになれる』かを伝えなければいけないのですが、今までは『こんなものがあります』を伝えるので精一杯になっていたのです。今回のマイクロドローン映像ではリアルに六本木ミュージアムの空間を歩いているように、空間の体験の良さを伝える事ができた映像になったなと思います。制作側としては、良いものを作っているという自負があるので。

ーー制作側というのは六本木ミュージアムのコンテンツ制作者ですか?

吉岡さん:そうですね、制作の関係者です。美術館などの同業の方達も同じような反応でした。美術ナビさんでも取り上げて頂いて、何人かの同業の方々にどこで映像を制作しましたか?って聞かれて、ドローンエンタテインメントですって答えました。

ーーおぉ、ありがとうございます!実際に映像を見たお客さんの反応はいかがでしたか?

吉岡さん:お客さんの反応はSNSでも好評でした。宣伝的な投稿をするとお客さんの反応はそんなによくないんですよ。しかも、今回はミュージアムが開催している途中。今まで投稿している写真などと重複して既視感が出てしまいがちで、通常なら反応が悪くなってしまうのですが、今回のマイクロドローン映像は過去で2番目に反応がよくて、一番初めに六本木ミュージアムで開催します!という投稿の次でした。

ーー過去2番目!

吉岡さん:ミュージアム開催期間中かつミュージアムの内容が全て公開された後での告知としては異例でした。SNSのコメントでもマイクロドローンを活用した告知に対してポジティブな意見ばっかりで、狙い通りのお客さんの反応でした!

懸念していたのが、マイクロドローンで中身を見せすぎなんではないか、という意見が関係者からありました。

ーー六本木ミュージアム内の様子を見せすぎってことですか?

吉岡さん:そうです。ですが、一般的なお客さんは「どんなものがあるのか分かってないと足を運んでもらえない。見せすぎくらいがちょうどいい」と考えていて、見たら行きたくなっちゃうんですよね。最も見るべきは展示しているもので、それ自体はあまり見えていないので良いんです。ドローン映像を公開してからお客さんの数が減る事はなくむしろ増えていたので、マイクロドローン映像での告知の効果としても非常に良かったと考えています。また、今回はマイクロドローン映像での告知をメディアで紹介させて頂いたのですが、通常はあり得ない事なんですよ。

ーー今までは告知メディアを活用した広告宣伝はやってきていなかったって事ですか。

吉岡さん:ミュージアム開催途中で、CMを作りましたって事のWeb記事が出ることは普通ない事なんですよ。

ーーそもそも広告映像が一つのテーマになって記事にすることがなかったって事ですね。

吉岡さん:なかったですね。それが今回はかなりできまして。今回の六本木ミュージアムではフロア毎に展示や空間を作り替えているところが売りの1つだったので、マイクロドローンを活用して、普段見ることのできない映像でミュージアムの特徴が表現できたので、メディアの方にお話したら、映像の解禁と同時にWeb記事として紹介しましょう、となりました。これは正直異例な事だと思います。

ーーメディアの方はマイクロドローン映像のポジティブな印象がかなり大きかったって事ですよね?

吉岡さん:そうですね。珍しい映像撮影手法ですし、展覧会でマイクロドローン映像で告知することもなかったので。新規性もあって告知の幅が広がるような効果がありました。良い告知映像を制作する事ができて、オウンドメディアのみで使うのも勿体無いなと話していたところで、フルに映像の効果を活用することが出来ました。

ーーマイクロドローンの認知がまだまだ少ないが故の効果とも言えるのかもしれません。ずっとキーワードとして『ドローン』がメディアバリューあるとも感じています。

吉岡さん:おそらく、新しい技術は一般化するのに時間がかかると思っていて、プロジェクションマッピングもすごいと言われて久しいのにいまだに話題になるので、マイクロドローンも一般に浸透して行くのにまだまだ時間がかかると思いますね。

ーーたしかにそうですね。最初に打ち合わせさせて頂いた時も、僕が営業時にお話している内容を吉岡さんがほとんどそのまま代弁しているなと思ってあのときは感動したのを思い出しました。最初からリズミカルな独特なスピード感のマイクロドローンの本質を理解していらっしゃいましたよね。

吉岡さん:営業めちゃくちゃ得意かもしれないです。

ーー先程のフィードバックとして嬉しかったのは、マイクロドローン映像で作り手さんの思いが反映できていた、というのは嬉しいですね。確かに、作り手さんからすると切り取って残すのではなく全体を動画に残すことができるのは嬉しいですよね。

吉岡さん:作り手さんは一生懸命に空間を作っているので、どうにかして空間を残したいって想いはあるんですが、今までは写真で残すのが精一杯だったところをマイクロドローン映像では、空間の高いところや高いところから見た展示が分かる事が大きなメリットなのかなと思います。

ーー作り手のアーカイブにもなるというのもマイクロドローン映像の大きなメリットですね。写真を撮っただけでは説明もしづらいですし、フロア毎の繋がりも分かりにくくなってしますね。

吉岡さん:そうですね。

ーー愛情込めた制作物や別荘、自慢の車を撮影して欲しい需要は結構あるんですよ。それに近いかもしれないですね。

吉岡さん:その側面はあると思います。特に家はそうだと思います。自分で設計した家をマイクロドローンで撮影してもらえると、こだわったポイントも伝えやすいと思うので。

『マイクロドローン映像を活用してSNSで話題を作ることが出来れば』ご発注に至った経緯

実際に撮影に用いる小型軽量のマイクロドローン


ーー告知用映像制作のキッカケや僕達に発注頂いた経緯を伺いたいです。

吉岡さん:発注の経緯としては、半年間の長期で六本木ミュージアムで展示会を行っていて、中盤で何か話題を作る必要があると考えていて、そのタイミングでYogiboのマイクロドローン映像がSNSでバズっているのを見て、これだ!と思いました。しかし、誰にお願いすれば良いか分からなくて、様々なマイクロドローン映像を見ているとドローンエンタテインメントさんで撮影したドトールコーヒーの店舗撮影の映像が出てきたので、問い合わせから連絡させて頂きました。

ーーなるほど。マイクロドローンで撮影されたYogiboの告知映像を見て、話題を作れるなと感じたって事ですか。

吉岡さん:そうですね。マイクロドローン映像を活用してSNSで話題を作ることが出来れば、中だるみの時期の起爆剤になると考えていました。

ーードトールコーヒーのマイクロドローン店舗映像の流れで多くの企業様からお話を頂いています。ちなみにYogiboの告知映像は僕がやっている訳ではないんですが。実際に、他社さんに見積もりを取ったりしましたか。

吉岡さん:全然してないです。僕自身が比較することが好きではないので。自分で意思を持ってお願いした方が絶対に良い映像が出来ると思っているので。

ーー他者は調べたりはしましたか?

吉岡さん:調べたんですけど、ドローン撮影、特にマイクロドローン撮影はどこに問い合わせたら良いのか分からなかったですね。ドローンスクールがいいのか。ドローン協会に聞いた方がいいのか。そこでドローン撮影をしているドローンエンタテインメントさんのホームページが見つかったんです。

ーーご連絡いただいて、打ち合わせを1回行ってすぐ決まってスピード感がはやかったですね。

吉岡さん:予算も決まっていたので、予算内で出来るならやろうって感じでしたね。

『現場スタッフの一体感を大事に』当日の撮影現場の雰囲気とは?

ーーロケハンを1回行って、テストフライトをして、当日のマイクロドローンの飛行経路やエキストラの動きを僕の方で持ち帰らせて頂いたって感じでしたね。

吉岡さん:そうですね。朝一の営業時間前にテストフライトを1回行っただけでしたね。

ーー撮影当日は20名くらいのエキストラの方々に来て頂いて、営業前の時間を使って撮影させて頂きましたけど、初めてマイクロドローン撮影の現場を見ていかがでしたか。

吉岡さん:マイクロドローンでのワンカット撮影だったこともあり、現場スタッフの一体感を大事にされていると感じました。現場で映像を作っていくってまさにこの事なんだと思いました。

ーーそうですね。きちんとした香盤を用意してってよりは、現場でしか分からない事も多いので、より良い映像制作を行う為にアイディアを出して撮影を行っているって感じですね。

吉岡さん:そういうものだと思います。

ーーエキストラの方々もマイクロドローンを初めて見るので、指示を出しながら現場を進めて行くって感じですね。

吉岡さん:ワンカット撮影で遠くまで撮影するので、どうやって指示を出すのか気になっていたんですが、結構アナログなんですね。

ーー直接行って伝えてましたね。館内放送も使わせて頂いて。最後にエキストラの方々に撮影した映像をお見せした際も大変喜んで頂けました。

吉岡さん:本当ですか!良かったです。

ーー僕としてもエキストラの皆さんが素直に動いてくださってとても撮影しやすかったです。

吉岡さん:マイクロドローンでの撮影は、みんなで映像を作っている感じがして良かったと思います。通常のカメラ撮影とは違う文化祭感みたいな。

ーー確かに。ドローン映像は嘘っぽくない映像が撮影出来るって事がメリットとしてあって、現場でチームワーク良く撮影を行えている事が嘘っぽくない映像に繋がっているのかなと思います。

吉岡さん:本当にそうだと思います。嘘っぽくないってことは展示側のクオリティが問われることはあると思うんですけど。

(後編はこちら)

『マイクロドローン撮影の価格感やメリットとは?』株式会社ソニー・クリエイティブプロダクツ様 事例インタビュー(後編)

※美術館ナビでの掲載記事はこちら
https://artexhibition.jp/topics/news/20220928-AEJ1015863/

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