お客様インタビュー ニュースリリース

『マクロとミクロを同時に表現できるマイクロドローン撮影』山城屋リゾート様 事例インタビュー

2023/02/13

長野県青木村田沢温泉にある山城屋のプレオープン記念映像として、マイクロドローン撮影と映像制作を弊社で行いました。今回は実際のマイクロドローン撮影風景や映像の率直な感想などをお客様インタビューさせていただきました。

<インタビューのお相手>
山城屋リゾート
オーナー 石田 信彦様
マネージャー 冨樫 史和様

『正しい嘘のない情報を正確に伝える映像ができる』マイクロドローン映像の感想

ーー今回弊社で制作させて頂いたマイクロドローン映像を見た際の感想を教えてください。

石田さん:僕は『間違いなかった』と思いました。マイクロドローン映像自体が今までのカメラでは到底撮影することができないような映像を撮影することができますし、加えて狭い隙間を通り抜けながら空間全体を撮影する事ができるのはさすが横田さんだと思いました。今回依頼させて頂いた要因の1つでもあるのですが、横田さんのドローンレースで培った操縦技術の高さも決め手になっています。

ーーありがとうございます。冨樫さんはいかがですか。

冨樫さん:びっくりした事は、出来上がった映像が鮮明な映像に出来上がっていた事です。マイクロドローンで撮影すると映像の質は落ちてしまうのかなと思っていたのですが、通常のカメラと変わらない綺麗な映像でした。あと、ワンカットのマイクロドローン撮影だと5分くらいで出来上がってしまうのは驚きでしたね。今までもいくつか映像制作会社さんにお願いさせて頂きましたが、依頼させて頂くこちら側も映像制作にかかる前準備や当日には相当な労力を費やしていたのですが、こんなに効率良く撮影を進めて頂いて本当に助かりました。

今回のように一度テスト撮影をして、映像を確認した上で、こうして欲しいなどお願い事項を反映して再度撮影してもらうのは、依頼側としても映像完成のイメージを擦り合わせが出来るので、こちらが見せたい物が的確に見せることに加え、リアルな表現が嘘なく出来るのはとてもいいですね。

ーー僕らのマイクロドローン映像は良くも悪くもありのまま映し出してしまうので、いい物を作っているところはそのまま表現できますね。

冨樫さん:うちの場合はリゾートホテルなので、自動車とかではない静的なものにマイクロドローンの動的なものを組み合わせるのは一見するとマッチしていないように感じるかもしれませんが、いざ撮って頂いたら世の中にはない新しい映像になり、私たちの『世の中にないものを作りたい』というテーマにすごく合っていて良かったなと思います。

ーー確かに山城屋さんみたいに高級で落ち着いた雰囲気のリゾートホテルでは落ち着いたゆっくりな映像が多いですよね。そういう意味でギャップが良いですね。

冨樫さん:ギャップがあって『これは何だっ!?』て気になる映像になっているので、ほんと今までにない映像って感じですね。

石田さん:あと、空間のスケールが分かるというのは素晴らしいですね。うちのように点々と宿泊施設があるとより空間を表現することが必要になってきます。

冨樫さん:これまでは、静的な画像を見てお客様が行ってみたい、と思うのが基本だったと思うのですが、今は動的な映像を見て行ってみたいとなってきている。それは映像を見て得られる情報の量がマイクロドローン映像では多くなるからだと思うんですよね。そういう意味では、正しい嘘のない情報を正確に伝える映像ができるマイクロドローン撮影はまさに適していると思います。

ーー冨樫さんのような担当の方の負荷が減るっていうのはこちらとしても意外でしたね。

冨樫さん:めちゃくちゃ大きいですよ。正直、撮影毎に事前の準備から頭を悩ませる事が多いですね。

ーー私たちのマイクロドローン撮影は短い時間でフットワーク軽くできます。そのメリットが冨樫さんのような担当の方の負担を減らすことになっているのは私たちとしても良かったです。

冨樫さん:お互いその方がいいですね。

ーー実際に映像を他の方が見た際の感想はいかがでしたか。

石田さん:みんなすごいすごいですよ。

ーーどんな方が見て頂いているのでしょうか。

冨樫さん:山城屋リゾートのYouTubeチャンネルの登録いただいている方々、お客さん、業者さん、職員など様々な方が見ていますけど、口を揃えて『これだよ』っておっしゃっていますね。

ーーパッと見て種類が違う映像ですよね。

冨樫さん:はい、これまでの映像とは全く違いますね。強いていうなら、私たちの施設は静的な施設ですので、マイクロドローンで流れるように撮影するだけではなく、一回止まって回るような静と動を分けるような動きをしてもらえるとよりいい映像ができるのかなと思います。

石田さん:例えばお湯が出ている所は静止して撮影してもらうなどはあってもいいかなと思います。あと一つお願いにはなるのですが、うちの場合は美術品も豊富に揃えているので、美術品の前でドローンを止めて、その後美術品をドローンで回って撮影して頂けると完璧です。

冨樫さん:静があると見る方もどこがポイントなのか分かるのかなと思います。

ーーそうですね。そこは今後しっかり考えながら取り入れていきたいと思います。

『最初、高級で落ち着いた雰囲気がマイクロドローンに合うのか不安でした』ご発注のきっかけ

ーー最初はりそな銀行の会報誌で僕のインタビュー記事を見て頂いてご連絡いただいたんですよね。

石田さん:僕が『これだ』って見つけて冨樫に連絡を取ってくれとお願いしましたね。

ーーなぜ、これだって思ったんでしょうか。

石田さん:僕は映像が好きで色々な映画なども見てきて、ドローン映像は不可欠なものになってきているし、これを使ってみたいと思いましたね。やっぱり空間を表現するにはこれしかないと思っていたところに横田さんの記事を見て、この人しかいないと思ってお願いしました。

ーーありがたいですね。

冨樫さん:はじめに連絡する時に、高級で落ち着いた雰囲気がマイクロドローン映像の動のイメージで崩れてしまわないかと不安でした。なので、最初はかなりチャレンジでしたし、映像のイメージがつかなかったですね。ですけど、撮影して頂いて映像を確認した時には『想像していたものを遥かに超えていて、良かったな』と思いました。

石田さん:これはやっぱり横田さんの技術じゃないと表現出来ないと思います。うちの映像を見たらやりたいと思う方は絶対に増えると思います。

『良いものは良い、悪いものは悪いがはっきりする』マイクロドローン撮影の特徴とは?

ーーありがとうございます。大きいDJI製のドローンと私たちが使用しているマイクロドローンでは操作性もそうですが、映像も違うじゃないですか。マイクロドローンについてはどのように思いましたか?

石田さん:DJI製のドローンは素人の私たちでも見たことはありますけど、狭い所を通り抜けられるマイクロドローンは初めてでした。

ーー狭い所を通り抜けたり独特なスピード感・リズム感がマイクロドローン撮影の大きなメリットですね。

石田さん:あと、立地条件が良い施設はドローン撮影がいいですね。全体像が綺麗に見えるので。例えば、葉山の私たちの施設では海を見渡して部屋に入ってくる事は当然ドローンでしか出来ない事なので。

※後日、葉山の施設も撮影させていただきました。

冨樫さん:普通の旅館は部屋の中だけの写真や動画など、ミクロな部分だけでしか見せる事が出来ないですけど、マイクロドローンではミクロとマクロの両方を一体となって表現する事ができるのが良いと思います。

ーーマイクロドローン撮影の特徴として広角で撮影していて、人間の目に近い感覚で映像が撮影できると思うのですが、いかがですか。

冨樫さん:イメージ通りというか、見たままの映像ができるという事ですよね。リアルで嘘のない映像だと思います。

ーー僕達も撮影していて、良くも悪くも見せちゃうので大丈夫かなみたいな時はありますね。

石田さん:写真は加工ができるから、良いイメージだけ見ていて、いざ宿泊してみたらガッカリする、という事はありますよね。でもマイクロドローンで撮影した映像は真実だから。

ーー真実を映し出す撮影ですね。

石田さん:良いものは良い。悪いものは悪い。がはっきりしますね。

ーーCMとかプロモーション動画とかは反対にかなり作り込んでいますね。

石田さん:作り込んでやってしまうと全く別のものになっってしまいますね。なので、マイクロドローン撮影の『真実を映し出す』のが必要だと思います。

冨樫さん:今はインターネットでいくらでもバレてしまいますからね。作り込んだ写真や映像を出していても、実際とは違ったら口コミで書かれますよね。旅館が一棟だけで、周辺の開発もしていないとドローン撮影をしても見窄らしく写ってしまうので難しいですよね。

ーーマイクロドローン撮影の向き不向きはありますよね。

石田さん:それはしょうがないですね。

『費用も高くないので採用しやすい』マイクロドローン撮影の価格感


ーーマイクロドローン撮影はある意味最先端すぎるじゃないですか。かなり感度の高い方じゃないとその価値を理解されにくくて、撮影の費用もイメージつきづらいと思うんですけど、今回の撮影での金額感はどうでしたか。

石田さん:そうれはもう明らかで、僕達も今まで様々な映像制作会社さんにお願いさせて頂きましたけど、ドローンエンタテインメントの方が映像のクオリティも高いし価格も安いので、これからは横田さんにお願いさせて頂こうと結論が出てます。なので、自信持ってやってください。これからはドローンがプロモーションに必要になってきますし、費用も高くないので採用しやすい。活躍してください。

冨樫さん:今まで横田さんが操縦技術を高めてきた時間とコストはかなりかかっていて功績もあるので、事業としてマイクロドローン撮影を行うなら、正直もう少し金額をあげるべきだと思います。まだ、マイクロドローン撮影を取り入れたいけど取り入れてない層にはお試し価格みたいに設定して、次回以降は本来の価格でやることもありだと思います。絶対に映像を見れば誰もが納得すると思いますし、誰でもできるわけではない、横田さんしかできないですから。

石田さん:これからYouTubeを見て依頼もどんどんくると思うので、依頼が増えてきたら価格を上げていっても良いと思います。今の価格を上げても依頼は絶対来ますよ。

ーーそういったご意見は嬉しいです。

『やらなきゃいけないことがたくさんある』マイクロドローン撮影の活用の幅


ーー僕は何でもマイクロドローンを使って撮影がしたいのではなくて、こだわりや特徴、文化やストーリーがある場所を撮影した方が楽しいですし、学びになります。そういった本物の場所をどんどん撮影していきたいですね。

石田さん:京都のお寺とかもマイクロドローンで撮影したら、全体像のマクロの部分から中のミクロの部分まで見る事ができるので良いと思います。

ーー昨年にお寺を撮影させて頂いて以降、京都のお寺からも撮影の依頼が来ました。

石田さん:マイクロドローンで撮影したお寺の映像が知られてくるとみんな撮影して欲しいってなってくるんですよ。お寺は日本の文化だし芸術的な要素もあったりしていて面白いじゃないですか。普段見れない場所や全体像がマイクロドローン映像で見られるとお寺の持つ力がより伝わるようになると思います。それは、お寺側も撮影して欲しいと思うんじゃないですか。僕の知り合いでも浄土真宗のお坊さんがいるのでご紹介しますよ。

ーーありがとうございます。京都は独特な雰囲気があり、すぐに撮影できるという感じではないですよね。

石田さん:そうそう。京都行った時に清水寺でも一見さんでは入れないところや見れない池があったりするくらいで。公開されてない素晴らしいものがたくさんありますよ。それを映像で残しておく事は大切だと思います。

ーーコロナ然り、天災がいつ起こるかわからないということもあり、我々も桜ドローンプロジェクトを続けているんですよね。

石田さん:やらなきゃいけないことたくさんありますよ。歴史あるお寺などたくさん回って記録を残さないと。

冨樫さん:一般の方では入れないけど、ドローンで数々の実績を持っている横田さんだからこそ、入らせてもらえる場所の映像を残すことは、たくさんやるべきだと思いますね。

石田さん:文化遺産を残すという意味でもドローンで全体像を立体的に撮影することは必要ですね。平面の写真だけではわからないですもんね。

冨樫さん:省庁に掛け合って日本の文化遺産を残していく活動としてやっていくのは重要かもしれないですね。相当大変だとは思いますが。

ーー前回撮影して、石田さんや冨樫さんに映像を見て頂き僕たちのドローン撮影を信頼して頂いたように、信頼を重ねていくことが大事ですよね。

石田さん:実績は間違いないものを持ってますからね。

ーーそう考えると、最初は遊びでやって、のめり込みすぎたドローンレースをやっていて良かったです。

石田さん:ぜひどんどん挑戦していってください。

ーーありがとうございます。引き続きよろしくお願いします。
本日のインタビューは以上になります。ありがとうございました。

石田さん、冨樫さん:ありがとうございました。

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